daiki– Author –
-
プランクの法則・Wienの式・レイリーの式の関係を近似で導出!!
物理化学の黒体放射のところで出てくるプランクの法則・Wienの式・レイリーの式の3式の関係を解説していきます! それぞれの式の形 まず、確認のために、それぞれの式の形を載せておきます。 ①プランクの式 \(\Large{d \rho = \frac{8 \pi a_1 \nu^3} {c^... -
リンドラー触媒(Lindlar触媒)の反応を解説!
主に有機化学で用いられるリンドラー触媒について解説していきます! リンドラー触媒とは 高校化学で、「アルキンに水素を付加するときは、アルケンの時と違って、触媒がいる。」ってことを習った人もいると思います。 そのため、前提として、アルキンの水... -
エタン、エチレン、アセチレンの酸性度の違いの理由を解説!
エタン、エチレン、アセチレンはそれぞれ酸性度が違って、 アセチレン>エチレン>エタン の順番ですが、この理由を解説します。 【理由】3つはそれぞれ違う混成軌道をとるから エタンはsp3混成、エチレンはsp2混成、アセチレンはsp混成ですよね。 つまり... -
アニオン重合とカチオン重合の反応を分かりやすく解説!!
高分子を学ぶと、アニオン重合とカチオン重合(あとラジカル重合と配位重合)の重合について学ぶことになると思います。 ラジカル重合はラジカルを使った反応でイメージしやすいし(ただし反応は複雑)、配位重合も高校で学ぶポリエチレンテレフタラート(... -
【SN1, SN2, E1, E2】求核材とアルカンでどの組み合わせがどの反応になる?
有機化学で習う置換反応と脱離反応で、SN1, SN2, E1, E2の4つの種類の反応を習います。 まずはそれぞれどういう機構で反応が起こるのか学んだあと、具体的にある求核材とあるアルカンを使ったときどんな反応が起こるのか(または反応が起こらないか)を自... -
【大学無機化学】配位子場理論を八面体錯体を例にわかりやすく解説!!
ここでは、錯体化学における考え方の一つである配位子場理論を解説していきます。 もう一方の考え方である結晶場理論については下の記事をご覧ください! 配位子場理論とは? まず配位子場理論の概要から行きたいと思います。 配位子場理論は、 「分子軌道... -
【大学無機化学】結晶場理論を八面体錯体の例を用いて分かりやすく解説!!
今回は無機化学の錯体の分野で登場する結晶場理論を丁寧に解説していきます! 結晶場理論とは? 結晶場理論は、錯体について考える時に登場する考え方の一つです。 配位子の孤立電子対を負の点電荷としてとらえ、中心金属イオンのd軌道の電子との反発を考... -
【大学化学】水平化効果とは?わかりやすく説明します!!
今回は酸・塩基の滴定に関わってくる、水平化効果についての説明とその応用例を書いていきます。 突然ですが、あなたは以下の文章を見てどう思いますか? 「水中に存在しうる最強の酸はH3O+であり、最強の塩基はOH-である」 おそらく、 「そんなわけないじ... -
【これで完璧】電荷均衡と物質収支を使った平衡の濃度計算を解説!!
化学で平衡の濃度計算は、高校の教科書レベルでは平衡の濃度計算=「濃度平衡定数に値を代入するだけ」 といった簡単な計算で問題を解くことが出来ました。 しかし、高校の発展レベルや大学レベルでは電荷均衡と物質収支を使った考え方がベースになってい... -
赤外活性とラマン活性のバンドの数を指標表を使って予測する方法。
赤外分光測定やラマン分光測定で、いくつバンドが現れるのか知りたい。 この記事では、そんな人のために、「指標表」を使った方法を解説していきます。 もし、「赤外活性の意味」とか「禁制律」について知りたい方はこちらの記事をどうぞ! 活性の有無が直...